本当にホームステイしたいですか?(中編(2/3))

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本当にホームステイしたいですか?(中編(2/3))

それでは、ホームステイのメリットとデメリットを挙げていきます。

 

ホームステイのメリット

 

1. オーストラリアの生の生活を体験できる

留学でなければ得られない経験です。
ゲストではなくファミリーとして受け入れられることにより、本当の海外生活を体験できます。
したがって、留学生もファミリーとしての振る舞いが求められます。

2. とっても安全!

YACや学校を通すホームステイの登録には無犯罪証明書の提出が必要で、また面接やこれまでの留学生からのフィードバックを経て選定をしています。
また何らかのトラブルがあった場合は、ホストファミリーの変更などをYACや学校が迅速に行いますので速やかに解決することができます。

3. 完全英語環境

4人に1人は外国出身者と移民大国オーストラリアですので、あなたのホストファミリーはネイティブスピーカーではないかもしれません。しかし間違いなくオーストラリアで地に足を付けて生活していますので英語に不備はありません。
もちろん、ホストファミリーは留学生と英語でコミュニケーションを取ることが義務付けられておりますので英語環境は保たれています。

 

ホームステイのデメリット

 

1. 理想と現実のギャップがある

広いお家で金髪の若い両親、かわいい子供と大きな犬が居て週末は庭のプール際でBBQ・・・
正直これはドラマの世界です。
現実はシングルマザー*だったり、老夫婦、おばあさんの一人暮らし、カップルなんてことも。
またバックグラウンドがアジアということも珍しくありません。

*オーストラリアの離婚率は50%とも云われています。

2. 相性が合うかどうかは生活してみなければ分からない

例えばホテルであれば誰もが満足する部屋、誰もが不満を覚える部屋はあります。
レストランであれば口コミは割と信用できます。
しかしホームステイの場合は、誰もが満足するファミリーはありえません。
それは消費者と商品ではなく、人間と人間だからです。

3. 基本的に郊外なので通学が不便

ホストファミリーは一般家庭ですので、住まいは郊外が殆どです。
日本で例えると都心で働いている人の住まいが埼玉だったり千葉だったりと同じことです。
シドニー、メルボルン、ブリスベンなど留学生に人気な大きな都市の場合は、通学に1時間以上掛かることは珍しくありません。

4. 英語が苦手だとコミュニケーションを取りづらい

基本的に留学生は英語が苦手だと知っていながら受け入れてくれますが、やはり英語力があった方が留学生、ホストファミリー共に満足度が高くなります。

ちなみに、YACではホームステイの他、学生寮や学生ハウスのお手配も可能です。
したがって、滞在方法としてのホームステイは1つのオプションです。

このコラムを読んでホームステイがしたくなくなった場合は無理にする必要はありません。
ホームステイと学生ハウスを比較した場合、確実にホームステイの方がストレスを抱えることになります。

学生寮や学生ハウスで留学生活のスタートを切ることは邪道でも何でもありません。
現に日本人以外の留学生はホームステイをしない方の方が多いです。
YACからの留学生は日本人ですが、ホームステイと学生ハウスの割合は半々です。
(日本人留学生全体でみると9割がホームステイを選ばれます)

しかし、予めこのことを理解して、「それでもホームステイをするぞ!」と思った場合は、ぜひ実践してもらいたいことがあります!

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